およその数の表し方についてのプリントです。ここでは問題の数を四捨五入をしておよその数を書いていきます。
「四捨五入」については4年生で初めて学習をします。
「対象の数字が0,1,2,3,4の時は切り捨てをして0にし、5,6,7,8,9の時は切り上げて左の位が1増える」というように、四捨五入自体を理解している子は多いようです。しかし、どこを四捨五入すればよいのかを迷ってしまう子も多いです。
○の位を四捨五入
この場合は、言葉の通り指定の位を四捨五入すればよいです。
例えば、「765432の千の位を四捨五入」とあれば千の位である5を四捨五入して「770000」となります。
例えば、「765432の千の位を四捨五入」とあれば千の位である5を四捨五入して「770000」となります。
○の位までのがい数
この場合は、少し注意が必要です。
例えば、「765432を千の位までのがい数に」とあれば千の位を四捨五入するのではありません。この場合は、千の位まで残っているがい数で表すと考え、一つ下の位である百の位で四捨五入をします。つまり、4を四捨五入して「765000」となります。
上から○けたのがい数
この場合も少し注意が必要です。
例えば「765432を上から2けたのがい数で」とあれば、上から2けた残っているがい数で表すと考えます。上から2けたとは大きいけた(左側)から2つということです。つまり、十万・一万の位は残し、その一つ下の位である千の位を四捨五入します。答えは「770000」となります。
問題の言葉によって、四捨五入をする位が異なりますので、何度も問題を解き、解き方を覚えてほしいです。
答えに「約」は必要か
およその数(がい数)の問題を解く際には、答えのはじめに「約」をつけます。しかし、がい数で答えることが明確ではない場合は「約」をつけますが、がい数で答えることが明確になっている場合には「約」はつけません。このプリントではがい数で答えることが明確であるため、答えには「約」がついていません。
「以上・未満・以下」や「がい数を使った計算」のプリントはこちらをどうぞ
○の位を四捨五入
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○の位までのがい数
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上から○けたのがい数
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四捨五入のまとめ
「○の位を四捨五入」「○の位までのがい数」「上から○けたのがい数」の問題が出題されています。四捨五入のまとめにどうぞ
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