この学習では、分からない数を□とおいて式に使うことや、□にあてはまる数の調べ方などを学びます。
計算としては、難しいことはありませんが、子どもたちがつまずくポイントがあります。
式に□を使っていいの?
分からない数を□として表すことは2年生の図を使って考えようの学習で行ってきているため、分からない数を□と置き換えることは、簡単にできることが多いです。
しかし、これまで、3+5=8や5×6=30などを式として使ってきています。
そのため、「式は答えを出すもの」という意識が強くあることが多く、この学習に戸惑うことがあります。
「あめが何個かあります。5個もらったので、合わせて8個になりました。」という問題を式に表したときに、
「8-5=3」と式に表す子は多いです。
自然と頭の中で、答えを求める式にしてしまっているようです。
また、「□+5=8を式として書いていいのか」と、慣れない式の書き方に手が止まってしまう子もいます。
「式は場面を表すもの」ということに気を付け、文脈通りに式に表せるようになってほしいです。
□を使った式
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