この学習では、問題文をテープ図で表し、それをもとに式を立て、答えを出していきます。
計算自体は今まで学習したものですので、難しく考える子は少ないです。
しかし、この問題の「足し算なのか引き算なのか」という演算決定には、はじめのうち戸惑う子は多いです。
それもそのはず、今までの学習では、「全部で」「みんなで」「合わせて」などという言葉が出てくれば足し算で「あまりは」「のこりは」などという言葉が出てくれば引き算でした。
しかし、今回の問題は、
①チョコをを何こかもっています。5こもらったので、ぜんぶで20こになりました。はじめにもっていたチョコは何こですか。
という問題や
②さいしょ、チョコが何こかありました。10こあげたので、のこりは20こになりました。はじめにチョコは何こありましたか。
という問題が出されています。
①は「ぜんぶで」とありますが、式を立てるときは引き算です。
しき 20-5=15
一方、②は「のこりは」とありますが、式を立てるときは足し算です。
しき 10+20=30
そのため、今までのやり方を使うことができず、迷ってしまう子がいるのです。
これらの問題は、図を描くことがで式がわかりやすくなります。
何度も練習をし、図を描くことに慣れてほしいです。
1年生の図をつかって考えようもどうぞ。
図を使って考えよう
この学習では「ふえた部分を求める問題」「全体を求める問題」「はじめの部分を求める問題」の3つを続けて学習します。ここでは、この3種類のプリントを用意してあります。図は、途中まで描いてありますので、学習の導入や確かめなどにどうぞ。
ふえた部分を求める問題
ふえた部分を求める問題1 | ふえた部分を求める問題2 | ふえた部分を求める問題3 |
全体を求める問題
全体を求める問題1 | 全体を求める問題2 | 全体を求める問題3 |
はじめの部分を求める問題
はじめの部分を求める問題1 | はじめの部分を求める問題2 | はじめの部分を求める問題3 |
図をつかって考えよう(まとめ)
ここの学習の問題が混ざり合って出題されています。また、図もはじめから描いていきます。学習のまとめにどうぞ。
図を使って考えよう1 | 図を使って考えよう2 | 図を使って考えよう3 |
図を使って考えよう4 | 図を使って考えよう5 | 図を使って考えよう6 |